こんにちは!運営者のハックです。
今回から実際にミニゲームのコードを作成していきます。Day3の今回はMainクラスの作成とgradle.buildの基礎設定を行ったので、その内容を紹介します。
基礎設定を済ませよう
今回は開発コードの根幹となるMainファイル作成とbuildの設定を行いました。
ファイル名は分かりやすく「OreMining」にしました。
和訳すると鉱石採掘…そのまんまの意味だにゃ。
Mainクラスを作成しよう
作成にあたっては中級プラグイン開発編Day12「コマンドの実行でプレイヤーのステータスを変更する」の回を参考にしました。
//Mainクラス
public final class Main extends JavaPlugin implements Listener {
@Override
public void onEnable() {
Bukkit.getPluginManager().registerEvents(this,this);
getCommand("oreMining").setExecutor(new OreMiningCommand());
}
}
コマンドを設定したので、「plugin.yml」に以下のコードを追加しました。
commands:
oreMining:
また、Mainクラスで「OreMiningCommand()」を設定したため、OreMiningCommandクラスも合わせて作成しました。
//OreMiningCommandクラス
public class OreMiningCommand implements CommandExecutor{
public boolean onCommand(CommandSender sender, Command command, String label, String[] args) {
if(sender instanceof Player player){
player.setHealth(20);
player.setFoodLevel(20);
}
return false;
}
}
ついでにコマンドを入力するとプレイヤーの体力と空腹度が最大値になるようにしました。
gradle.buildの基礎設定をあらかじめ済ましておこう
データベースやテスティングフレームワークの実装自体はまだ先になりますが、現段階で先にbuild内の設定を済ませておきます。
dependencies {
compileOnly "org.spigotmc:spigot-api:1.20.4-R0.1-SNAPSHOT"
implementation 'org.mybatis:mybatis:3.5.16-SNAPSHOT'
compileOnly 'org.projectlombok:lombok:1.18.26'
annotationProcessor 'org.projectlombok:lombok:1.18.26'
testCompileOnly 'org.projectlombok:lombok:1.18.26'
testAnnotationProcessor 'org.projectlombok:lombok:1.18.26'
testImplementation 'org.junit.jupiter:junit-jupiter-api:5.9.2'
testRuntimeOnly 'org.junit.jupiter:junit-jupiter-engine:5.9.2'
testImplementation 'org.mockito:mockito-core:3.+'
}
test {
useJUnitPlatform()
}
中級編で作成したコードをそのままコピーして使用します。
ここまで実装できたか確認
実際にコマンドを入力して実装できたか確認します。
画像では分かりにくいですが、「oreMining」コマンドを実行すると体力と空腹度が全快しました。
まとめ 以前作成したコードを再利用して時短する
今回はMainクラス作成と、OreMiningCommandクラスを作成し、「oreMining」コマンドを実行すると体力と空腹度が全快するように実装しました。また、gradle.buildの基礎設定を済ましました。
ほぼ中級編のコピペですが、再使用できるコードはどんどん活用します。
一度作成して実行済のコードはコードの間違いがないため、一から作成するよりも圧倒的に手間がかかりませんし、コードの間違いもありません。
今後も中級編で作成したコードをなるべく使いまわせるように工夫します。
以上で今回の学習記録を終えます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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