添削を受けて内容を改善させよう デイトラJava転職サポート編その⑨ 職務経歴書を作成しようpartⅦ「職務経歴書の添削」

転職活動
ハック
ハック

こんにちは、運営者のハックです。

今回はデイトラJavaコースに付随している転職支援編について、職務経歴書をメンターの方々に添削していただいたので、内容を改善させる過程を紹介します。

職務経歴書の添削をしていただきました

その②~⑦までで作成した職務経歴書と、別途用意していた履歴書の添削をデイトラのメンターの方々に添削していただきました。デイトラメンターの方々は実際に現役のエンジニアとして実績がある方であり、現場の人事目線での添削を行っていただけます。

モナ
モナ

エンジニア職のプロの方から添削していただけるのはとても貴重な機会です。

是非ともアドバイスを取り入れて、より魅力的な職務経歴書に仕上げましょう!

アドバイスを元に内容を改善させよう

以下はメンターの方々の実際のアドバイスを元に内容を改善させる過程を紹介します。
なお、履歴書については訂正箇所が特になかったため割愛します。

その1 「職務経歴の一つ目の課題・目標(管理運営部門)の論理が不明確」

職務経歴の課題・目標について、論理が不明瞭で難解な税務知識の説明を分かりやすく説明できないから、どのような課題があったのかの説明が不足しています。課題と目標の達成戦略が一致せず、若手職員の要約力向上が最適か不明確です。
また、若手職員の要約力向上を目指しているが、職員全体の知識向上が評価されるのは取り組みの成果として分かりにくいです。課題・目標の整理が必要です。

元の文章

【目標・課題】

– 納税者が一番最初に接触する部門であるため、幅広い税務知識及び税務以外の知識も必要

– 税務以外の知識取得は各自の自己研鑽に委ねられており、部員間で差が出てしまっていた

– 税務知識の無い納税者に対し、難解な税法の知識を噛み砕いて説明する技術が求められる

【目標達成戦略として以下を実施】

『若手職員による朝会での3分間スピーチを実施』

– 若手職員5名により各自担当する分野を決め、学習した内容を朝会で発表

– 自分はFPの資格取得時に学習した保険、投資に関わる税金の制度を発表

【成果】

– 若手職員が専門的な知識を要約する力と分かりやすく説明する力が身に付いた

– 職員全体の知識向上に繋がったことが評価され、最高評価である局長表彰に選ばれる

– 来署者アンケートでも満足度が前年よりも向上し、個別職員に対しお礼のメッセージが記載されることもあった

ねこ奈
ねこ奈

確かに、若手職員による朝会スピーチと来場者アンケートの結果との結びつきが説明されていないのにゃ。

モナ
モナ

アドバイスを元に、エピソードのアイデア出しをしました。

【目標・課題】

幅広い知識の必要性

  • 納税者が最初に接触する部門であるため、税務知識に加えて金融商品やローンなどの知識も必要とされる。
  • 例えば、貯蓄型保険の返戻金に関する質問があった際、返戻金の税務処理だけでなく、保険の性質や節税の注意点についても質問が寄せられた。しかし、税務署備え付けのマニュアルだけではこれらの質問に対応できず、苦情やアンケートの評価が低下することがあった。

自己研鑽の不均一性

  • 税務以外の知識取得が各自の自己研鑽に委ねられていたため、部員間で知識の差が生じていた。
  • 例えば、住宅ローン控除の説明では、控除自体の概要は説明できても、必要書類の準備方法や他の助成金情報に関しては満足のいく回答ができず、納税者の不満を招くことがあった。

異なる分野の質問への対応

  • 窓口には市税や社会保険、年金保険料、労働基準法、株取引などの質問も頻繁に寄せられるため、これらの基本的な知識も求められる。
  • 若手職員は特にこれらの質問に対する対応が難しく、窓口対応に時間がかかり業務に支障をきたすことが多かった。
【目標達成戦略として以下を実施】
  • 統括官と相談した上で自分が主導となって、若手職員による朝会での3分間スピーチを企画・実施
  • 若手職員5名により各自担当する分野を決め、学習した内容を朝会で発表
  • 自分はFPの資格取得時に学習した保険、投資に関わる税金の制度を発表
【成果】
  • 若手職員全員が専門的な知識を要約する力と分かりやすく説明する力を身に付けた
  • 職員全体の知識向上に繋がり、若手5人が最高評価である局長表彰に選ばれた
  • 来署者アンケートの満足度が前年より向上し、個別職員へのお礼のメッセージが増加
  • 窓口対応の時間が圧縮され、内部事務に充てる時間が確保された
  • その結果、年度終わりの事務引継ぎ時に未処理事案件数がほぼなく、例年の10分の1以下となった
ねこ奈
ねこ奈

税務署に関係ない知識まで窓口に求められるって、流石に盛りすぎじゃないかにゃ?

「うちに関係ありませんから」で終わらせられないのかにゃ?

モナ
モナ

それで対応を終わらせられたら窓口は楽でしょうね…

国税に関係ないことは詳しい説明はできないのですが、簡単な概要程度はお伝えするようにしていました。「詳しい相談には乗ってあげられないけど、あなたの悩みをできるだけ解決しますよ」ってスタンスが重要です。

以上のようなアイデアを要約して、職務経歴書に記載します。

その2 自己PRについて内容をもう少し追加しよう

自己PRの各項目に具体的なプロセスを追加すると良いです。考え方や行動、結果を簡潔に書くことで、人事があなたの人となりや思考プロセスを理解しやすくなります。

元の文章

1.課題解決力


複雑な問題や課題を分析し、効果的な解決策を設計・実施する自信があります。徴収部門での業務では、滞納者の状況を詳細に分析し、各個人の事情に合わせた具体的な回収戦略を策定しました。特に長期滞納者のケースでは、未発見の資産を特定し、効率的な回収を実現しました。エンジニア転職後でも、デバッグやシステムの最適化な部分で活きてくると考えており、前職で培った課題解決力を生かしたいと考えます。

2.学習・適応力


新しい知識を素早く取り入れ、実際の業務に適応させる力があります。税務署での新しい税法の導入時には、速やかに法律を学び、納税者への説明に反映させました。また、専門外の知識であっても納税者へより幅広く説明するため自らFPの資格を取得し、その知識を他の職員と共有することで部門全体のスキルアップに貢献しました。エンジニア転職後も、必要な情報を自ら収集してスキルアップし、貴社の業務内でアウトプットしていきたいと考えております。 

3.説明力


情報をわかりやすく伝えるために、顧客の知識レベルに合わせた言葉選びと具体例を用いることに長けています。税務署での窓口業務では、税法に不慣れな納税者に対して、難しい税の規定を平易な言葉で説明しました。特に、所得税の確定申告方法を説明する際は、具体的な計算例を示すことで理解を助けました。また、FPの資格を活かして投資初心者向けにスライドを用いた勉強会の開催や、確定申告の初心者向けにWeb上に具体的な操作説明の記事を、画像を用いて理解しやすいように工夫しました。この経験を通じて身に付いた力は、エンジニアとして技術的なディテールをクライアントやチームに明確に伝える際に役に立つものと考えています。

ねこ奈
ねこ奈

確かにプロセスが抜けているのにゃ。

「職務経歴」の項目で説明しているから、あえてプロセスを省略したんだっけにゃ?

モナ
モナ

その通りです。職務経歴に記載した内容と重なるため、プロセスの部分は省略していました。

記載した方が良いとのことだったので、以下のように具体的なプロセスのアイデア出しを行いました。

1.課題解決力
  • 例えば、建築業など冬場の稼働率が下がり売上が低下する業種の滞納者に対しては、夏や秋口に多めに納めてもらい、冬場は最低限の納税額に設定しました。
  • 小売業の滞納者には、日々の売上から隔週で納付するよう指導し、次の納税に備えて納税準備預金に資金をよけておくようにしました。
  • 長期滞納者に対しては、帳簿に記載されていない未確認口座の発見・差押えや、店舗や自宅を担保にした納税の猶予を与えるなど、厳格な対応を行いました。
2.学習・適応力
  • 例えば、iDeCoの制度や毎年変化する住宅借入金控除の制度を税務署の研修以外でもFP資格の学習を通じて独自に学習しました。
  • iDeCoに関する質問が来た際、税務署としての回答範囲を超える質問に対しても、基礎的な申込方法や商品の概要を説明し、納税者のニーズを満たしました。
モナ
モナ

「3.説明力」については元の文章にプロセスが含まれているため、特に訂正の必要がないと判断しました。

この具体的なプロセスを含め、文章を以下のように変更しました。

1.課題解決力

複雑な問題を分析し、効果的な解決策を実施する自信があります。徴収部門では、滞納者の状況を詳細に分析し、個々の事情に合わせた回収戦略を策定しました。例えば、建築業の滞納者には夏や秋に多めに納付させ、冬場は最低限の納税額に設定。小売業の滞納者には日々の売上から隔週で納付するよう指導し、納税準備預金を勧めました。長期滞納者に対しては、未確認口座の発見・差押えや、店舗や自宅を担保にした納税猶予など、厳格な対応も行いました。エンジニア転職後も、個別対応のスキルはデバッグやテスト工程に役立つと考えています。前職で培った課題解決力を生かし、システム最適化や問題解決に貢献したいです。

2.学習・適応力

新しい知識を素早く取り入れ、業務に適応させる力があります。税務署で新しい税法が導入された際には速やかに学び、納税者への説明に反映しました。また、専門外の知識も習得し、FP資格を取得して部門全体のスキルアップに貢献しました。例えば、iDeCoや住宅借入金控除の制度を独自に学びました。iDeCoに関する質問では、税務署の範囲を超える基礎的な申込方法や商品の概要を説明し、納税者のニーズを満たしました。この力は専門外でも顧客のニーズを満たし、固定客の獲得や満足度向上に繋がると考えています。情報を収集してスキルアップし、貴社で貢献したいと考えています

3.説明力

情報をわかりやすく伝えるため、顧客の知識レベルに合わせた言葉選びと具体例を用いることが得意です。税務署での窓口業務では、税法に不慣れな納税者に難しい税の規定を平易に説明し、特に所得税の確定申告方法では具体的な計算例を示しました。退職後もFP資格を活かし、投資初心者向けの勉強会を開催。また、確定申告の初心者向けにWebサイトで具体的な操作説明の記事を画像付きで寄稿しました。この経験は、エンジニアとして技術的な詳細をクライアントやチームに明確に伝える際に役立つと考えています。

ねこ奈
ねこ奈

エピソードを追加したけど、文字数が大幅に増加したって感じはないのにゃ。

モナ
モナ

文章を作成してはChatGPTに表現の最適化を依頼して文章の圧縮に務めました。

その3 どのようなエンジニアになりたいか、なれるかを記載しよう

エンジニアになりたい理由について、企業視点で「どう事業に貢献できるか」を重視しましょう。志望理由を簡潔にまとめ、自分の経験を活かしてどんなキャリアを歩み、どう貢献できるかを書いてください。エンジニア職への理解と、自身の強みを活かしてどんなエンジニアになりたいかを明確に示しましょう。

元の文章

より広範な問題解決の手段として技術を駆使し、社会に貢献したいと考えています。
税務署での勤務中、マクロVBA研修を受けたことがきっかけで業務効率化の可能性を実感しました。具体的には、先輩職員がマクロVBAを使ってデータ入力作業を圧倒的に速くこなすのを見て、技術が業務プロセスをどれほど改善できるかを理解しました。自分もExcel関数を使って日々の作業を少しずつ改善し、その小さな成功体験からさらにプログラミングスキルを高めたいという欲求が芽生えました。
このモチベーションを背に、JavaとWeb開発の独学を開始しました。時には、エラーがなかなか解消できずに苦労することもありましたが、解消方法を考えて実装できた際の達成感は最上のものでした。Javaを学ぶ過程で、業務効率化を超えてゲームやアプリケーションの開発が可能になることに魅力を感じました。また、Web制作スキルを通じて、ユーザーのニーズに合わせたウェブサイトを作成できることが、さらなるやりがいとなりました。
今までの経験で培った問題解決能力と、新たに学んだプログラミングスキルを組み合わせ、エンジニアとして具体的な社会貢献を実現したいと強く感じています。特に、業務プロセスの効率化だけでなく、日常生活を豊かにするアプリケーションやサービスの開発に携わり、技術で世の中に新たな価値を提供することが私の目標です。

ねこ奈
ねこ奈

この内容では「志望理由」について重点的に話しているのにゃ。

モナ
モナ

「どのようなキャリアを歩むか」「どう企業に貢献できるか」を今まで培った力からエピソードを発展させるようなアイデアを以下のとおり出しました。

問題解決力の活用

これまでの税務署での経験から培った問題解決力を活かし、ITプロジェクトの管理やバグの修正に取り組みます。例えば、システムのトラブルシューティングやプロセス改善において迅速かつ効果的な解決策を提供することで、プロジェクトの成功に貢献します。

データ分析スキルの応用

税務署でのデータ分析スキルを活かし、顧客データの解析やビッグデータの活用によるサービス向上を目指します。具体的には、ユーザー行動のトラッキングと分析を行い、サービスの改善や新しい機能の提案に役立てます。

コミュニケーションと説明力

納税者に対して複雑な税法を分かりやすく説明した経験を活かし、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションを円滑にします。プロジェクトの進行状況や技術的な課題をわかりやすく説明することで、ステークホルダーの理解と協力を得られるよう努めます。

自己研鑽と学習能力

新しい技術やフレームワークを迅速に習得し、継続的な自己学習を通じてキャリアを進展させます。例えば、最新のプログラミング言語や開発ツールを積極的に学び、プロジェクトに即戦力として貢献できるようにします。

ねこ奈
ねこ奈

このアイデア出しってChatGPTにお願いしたのにゃ?

もなぁ
もなぁ

モチのロンです!

今までのキャリアからどのようなプロジェクトに貢献できるかアドバイスを依頼し、実際に自分の考えにマッチしている内容の文章を採用して、文章に落とし込むという形で作成しています。

実際に作成した内容は以下のとおりです。が志望理由と経歴、が企業への貢献方法、がキャリアプランです。

エンジニアを目指す理由

技術を駆使して問題解決を行い、社会に貢献したいと考えています。
税務署でのマクロVBA研修で業務効率化と技術の有用性を理解し、Excel関数で作業を改善しました。その成功体験からプログラミングスキルを高めたいと思い、JavaとWeb開発を学習しました。エラー解消に苦労しましたが、解決時の達成感は格別でした。Javaでの業務効率化やゲーム・アプリ開発、Web制作でユーザーのニーズに合ったサイト作成にやりがいを感じました。
これまでの経験で培った問題解決力を活かし、ITプロジェクトの管理やデータ分析、特にバックオフィス業務の効率化、コスト削減、作業効率向上に取り組み、サービス向上に貢献します。クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションを図り、新しい技術やフレームワークを迅速に習得し続けることで、エンジニアとしてのキャリアを発展させ、貴社の事業に寄与します。将来的には、業務プロセスの効率化や日常生活を豊かにするアプリやサービスの開発に携わり、技術で新たな価値を提供することが私の目標です。

ねこ奈
ねこ奈

文字数がほとんど変わってないのに、ここまで内容を圧縮できるんだにゃ。

モナ
モナ

文章の圧縮や表現の適切化はChatGPTに頼ってます。

私はこの文章の適切化が苦手だったので、新卒の就活時にChatGPTがあれば、自己PRや志望理由の作成にあんなに苦労しなかったと思います…

3~4ページに収まるように文章量を圧縮させ、レイアウトが崩れないようにしよう

モナ
モナ

こちらのアドバイスを元に、全体的に冗長な内容を削減し、表がページ跨ぎにならないように修正し、5ページあった内容を4ページに収まるようにしました。文章量の圧縮は我らがChatGPT先生にお願いしています。

ねこ奈
ねこ奈

ChatGPT先生がいなかったら、一体どれくらいの時間がかかっていたのかにゃ…

まとめ プロの目線での添削は重要!

今回は職務経歴書の内容をデイトラメンター陣に添削していただきた内容を、どのように考えて修正したか、具体的なプロセスを元に紹介しました。

ハック
ハック

修正後の自己PRや志望理由の内容を見ると、文字数はほぼ変わっていないのですが、より多くの情報が含んでいるように見えます。アイデア出しからアイデアの具体化、表現の適切化、文章圧縮はChatGPTによる功績が大きいです。

ChatGPTはプログラミング以外にもライティング分野でも活躍しています。今後もChatGPTを活用してあらゆる面の効率化を図っていきます。

以上で今回の学習記録を終えます。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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