こんにちは、運営者のハックです。
今回はデイトラJavaコースに付随している転職支援編について職務経歴書作成のポイントについて学習した記録です。
転職には「履歴書」と「職務経歴書」が必要
転職する際に企業への応募には「履歴書」と「職務経歴書」が必要です。
引用:リクルートエージェント履歴書は、応募者の名前や住所、職歴やスキルなど、「応募者のプロフィール」をまとめた書類です。 企業の採用担当者は、履歴書の情報から応募者の大まかな人物像を掴みます。
左画像は一般的な履歴書の例です。
引用:リクルートエージェント職務経歴書は企業の求人に応募する際、多くのケースで履歴書とセットで提出を求められる書類です。採用担当者が短時間で応募者の経歴を把握できるようにまとめます。
履歴書は「応募者の人物像を大まかに確認するための書類」であるのに対し、職務経歴書は「業務経験や習得スキルなど応募者のアピールポイントを把握するための書類」です。
左画像は一般的な職務経歴書の例です。
デイトラ転職サポート編ではなんと、履歴書と職務経歴書のテンプレートをダウンロードできてしまいます!有料コンテンツのため中身はお見せできませんが、先ほどの例のフォーマットを基本として、よりエンジニア向けにしたような内容です。
履歴書は良いとして、職務経歴書なんてどうやって書けばいいのにゃ?
内容は流石にテンプレートどおりってわけにもいかないのにゃ。
主に「職務要約」「個人開発経験」「職務経歴」「自己PR」「志望理由」などです。
次の項目で具体的に見ていきましょう。
職務経歴書には何を記載するの?
職務経歴書の目的は自分を面接に呼んでもらう事です。「自分」を商品化させ、その商品に興味を持ってもらうように続きが知りたいと思うようなアプローチでフックさせる必要があります。
自分を商品として売るための必須な3つのポイントを見ていきましょう。
数値化・経験化
「非常に多く」「膨大な」「すごく」といった抽象的な表現は、採用担当者に「何を根拠に?」「具体的にはどれくらい?」といった疑問を抱かせます。
NG回答例:
デイトラを選んだのは、SNSですごく評判が良かったからです。ネットで色々調べていたら、多くの人がデイトラが素晴らしいと言っていて、そのインパクトに引かれました。
評判が良いことは分かったんだけど、これだと具体的にどう凄いのかが分からないのにゃ。
こういった表現は、ただでさえ情報量の多い職務経歴書の文字数をいたずらに増やすことにつながり、読み手の意欲を削り取ります。なので数字や具体例を入れてイメージしやすくします。
改善例:
デイトラを選んだのは、受講生が2万5千人以上居ながらも顧客満足度96.1%と高い水準で評判が良かったからです。また、受講生からのレビューで、実際に現場で使用するフレームワークや開発ツールについて実践的に学べたという声が多く、それが私の学習目標にピッタリ合致していたからです。
これだとデイトラは受講生の満足度が高くて、実践的な学習ができるスクールなんだにゃ~って分かる気がするのにゃ。
絞り込み
職務経歴書は報告書ではありませんから、網羅性は必要ありません。極端なことを言えば、「これ!」と言い切れる絶対的な経験・実績が1つあれば、職務経歴書は十分です。
NG回答例:
前職での経験は色々ありました。毎日たくさんの書類に囲まれて入力作業や滞納者の財産調査、窓口の対応や電話対応などの作業をしていました。忙しい中での時間管理能力や説明力が鍛えられた気がします。
なんか色々仕事していたのは分かった気がするけど、感想が「ふーん、そーなんだー、へー」で終わるぐらい薄っぺらいエピソードなのにゃ。
なので1社に対して原則1エピソードを記載しましょう。
改善例:
税務署職員として、納税者の方々への複雑な税法の説明を分かりやすく行う責任があり、その過程で専門的な内容を素人にも理解できるように簡潔に説明するスキルを習得しました。中でも記憶に残っているのは、納税相談を行った際に収支の見方や延滞税の計算方法をかみ砕いて説明し、後に収支改善に取り組み滞納しなくなったと納税者の方から感謝の言葉をいただきました。この能力は、技術的な知識をクライアントやチームに伝える際に役立つものと考えています。
このエピソードだったら、「実際にどんな相談したの」とか「延滞税の計算を分かりやすく説明ってどうやったの」って話が繋がっていきやすいのにゃ。
ふふふ…聞きたいですか?
ねこ奈にとってはどーでもいいから遠慮しておくのにゃ。
目標->打ち手->成果->学んだことをSTARSを活用し記載
通常の職歴書は、【担当業務】【成果】を中心的に記載します。
しかし、未経験職種は過去担当していた業務が直接的に生きてこないこないので、エンジニアとして成果をあげてくれるのかは採用者は読んでてもわかりません。
そのため、STARSフレームワークを意識して作成してみましょう!
- Situation:どんな環境で
- Task:どんな役割を持ち
- Action:自分は何を実行して
- Result:結果どうだったのか
- Self-Appraisal:振り返ってみて何を学んだか
STARSフレームワークを先ほどのエピソードに当てはめると以下のようになります。
- Situation:どんな環境で…「税務署職員として」
- Task:どんな役割を持ち …「納税者の方々への複雑な税法の説明を分かりやすく行う責任があり」
- Action:自分は何を実行して…「納税相談を行った際に収支の見方や延滞税の計算方法をかみ砕いて説明」
- Result:結果どうだったのか…「納税者の方から感謝の言葉をいただきました」
- Self-Appraisal:振り返ってみて何を学んだか…「専門的な内容を素人にも理解できるように簡潔に説明するスキルを習得」
このエピソードがあるとIT業界の専門的な話も分野外の方に説明する力がありそうだなーって、何となく思えるのにゃ。
職務経歴書はフォーマットを活用して作成しよう
職務経歴書のフォーマット(テンプレート)を用いることで読み手(採用者)にとって読みやすく、効率良くアピールすることができます。フォーマットを活用して読み手が読みやすく、かつ自己をPRできる職務経歴書を目指します。
推奨とされるフォーマットは以下のとおりです。
- 職務要約…「つかみ」の部分
- 個人開発経験…なにをどのように学習したのかを説明する項目
- 開発実績… ポートフォリオをみてもらう項目
- 職務経歴…身につけてきた経験、スキルを最も分かりやすく語ってくれる項目
- 活かせる経験・スキル… 「入社後に活躍してくれそうだ」と判断材料となる項目
- 自己PR…相手に自分を売り込み、認めてもらう項目
- エンジニアを目指す理由…なぜ未経験からエンジニアになりたいかを伝える項目
- その他…フォントは「Arial」、フォントサイズは「9」、項目名のみ太文字にする
なんか作成できる気がしないのにゃ…
職務経歴書作成はとても大変です。
ですから本格的な転職活動を行う前である今のうちに、少しずつ作成していくのです。
次回からはフォーマット内の各項目ごとに作成していきます
今回は職務経歴書の作り方とフォーマットの大まかな説明をしました。次回は「職業要約」について作成方法について学習した内容を紹介します。
記事の作成ポイントの中で「数値化」が重要とありますが、実は公務員というのは業務の特性上エピソードの数値化が困難な職種です。税務署職員も例外ではありません。
では数値化を用いないでエピソードを具体化させるにはどうしたらいいのか…次回の記事ではその四苦八苦の様子をお伝えします。
以上で今回の学習記録を終えます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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